県内で公共下水道など何らかの生活排水処理施設を利用できる割合(県内人口普及率)は、2024年3月末時点で89・9%となり、過去最高を更新したことが国や県への取材で分かった。23年3月末と比べ0・6ポイント増えたが、全国平均の93・3%には達していない。各家庭に設置されている単独処理浄化槽(単独槽)から、普及率に算定される合併処理浄化槽(合併槽)への転換が伸び悩んでいることが主な理由で、県は転換を後押しする補助の在り方を検討する。
24年の普及率の内訳は公共下水道(69・7%)、農業振興地域内の下水を処理する農業集落排水(3・9%)、トイレや台所、風呂など家庭の全ての排水をためる合併槽(16・3%)、集合住宅などにある小規模下水処理場「コミュニティ・プラント」(0・04%)。
残り:約 582文字/全文:934文字
この記事は「下野新聞デジタル」のスタンダードプラン会員・愛読者(併読)プラン会員・フル(単独)プラン会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報でとちぎの「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者・フルプランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く