被害者支援センターとちぎで業務を行う柴田事務局長(中央奥)ら=24日午後、宇都宮市桜4丁目
被害者支援センターとちぎで業務を行う柴田事務局長(中央奥)ら=24日午後、宇都宮市桜4丁目

 犯罪、交通事故の被害者や家族を支援する公益社団法人「被害者支援センターとちぎ」(宇都宮市桜4丁目)が今月、業務開始から20年を迎えた。電話や面接での相談件数の累計は2024年度までに7千件を超えた。一方、07年から毎年発行してきた遺族の手記集は予算の都合がつかず、25年版の作成を見送るなど財政面では厳しい運営が続いており、センターは継続的なサポートを呼びかけている。