宇都宮市が同市相野沢町の東京電力パワーグリッド新栃木変電所の南側に、デジタル社会を支える基盤施設「データセンター(DC)」を誘致する検討を進めていることが29日、関係者への取材で分かった。数年以内に企業の立地を誘導したいとみられる。人工知能(AI)などの普及に伴い、データを大量処理するDCの需要は増している。同変電所の隣接地に整備することで早期の電力供給も見込める。