なつこいのステージで演奏を披露する高校生バンド

 【栃木】大平地域恒例の音楽イベント「なつこい Sound Stage TOCHIGI 2025 withとちぎ盆祭り」がこのほど、市大平運動公園で開かれた。太陽が照りつける中、高校生やゲストらが熱のこもった演奏を披露した。

 地元の経営者や高校生らでつくる実行委員会と市が主催し21回目。メインの「高校生バンド選手権」には予選を勝ち抜いた県内外の15組が出場した。

 鹿沼商工、宇都宮白楊両高の男子生徒によるバンドでギターボーカルを務めた鹿沼商工高3年鎌田藍人(かまだあいと)さん(17)は「場数を踏んできたので余裕を持って臨めた。受験で出られなかったメンバーの思いも背負って演奏できた」と充実感をにじませた。

 そのほかシンガー・ソングライターの遠坂(えんさか)めぐさんらがゲスト出演して会場を沸かせたほか、フィナーレには花火が打ち上がり、夏の夜空を彩った。