【小山】間々田の間々田八幡宮(はちまんぐう)で恒例の「涼風(すずかぜ)風鈴まつり」が始まり、約700個の江戸風鈴が境内に「チリン、チリン」と涼やかな音色を響かせている。8月31日まで。
「目でも耳でも楽しんでもらいたい」と、本殿前や弁天池周辺に毎年、赤や黄、青色など色鮮やかな風鈴を飾っている。ここ数年は都内の老舗店の手作り風鈴を採用し、「一つ一つ音色が違うのが魅力」(同八幡宮担当者)だという。
カブトムシを捕りに来た間々田小6年の安島陸斗(あじまりくと)さん(11)と浅井梨央(あさいりお)さん(11)は「風鈴と虫の鳴き声が同時に聞こえて、とても涼しく感じる」と声をそろえていた。