大きな熱気球を地上の重りとロープで結び、上空約20メートルを浮上する係留飛行はフライトの感動を気軽に味わえると人気だ。栃木市の藤岡渡良瀬運動公園で開かれた係留飛行イベントで、熱気球の組み立てから撤収までを担い、安全に飛行できるよう地上でサポートする「グランドクルー」の仕事を体験した。

 午前5時に公園に到着すると、イベントを運営する市熱気球クラブのスタッフが既に立ち上げの準備を始めていた。