7月20日に投開票された参院選の期間中、下野新聞社がインターネット上で実施したボートマッチ「Smatch(すまっち)」の利用者は延べ2349人に上り、生活に関わる政策を中心に関心が集まった。主要な争点のうち、特に関心の高かった「経済・財政」「教育・子育て」「医療・福祉」の3分野を中心に、結果を紹介する。また監修を務めた白鴎大法学部の市島宗典(いちしまむねのり)教授と宇都宮大地域デザイン科学部の中村祐司(なかむらゆうじ)教授に、結果の分析などを聞いた。

経済・財政政策 消費税減税は7割望む

 物価高騰が続く中、生活に身近な経済政策は参院選でも大きな争点となった。消費税減税の賛否は賛成派が71%を占め、反対派は16%にとどまった。「どちらともいえない」は14%だった。

 年代別では、