人間の声から感情を分析するシステムを開発、製品化するSHIN4NY(シンフォニー、神奈川県小田原市)。宇都宮市出身の工藤春香(くどうはるか)社長(34)は、従業員のストレスやスポーツの熱狂度を手軽に可視化する事業を中心に、将来的にはメンタルヘルスの領域に進出する構想を描いている。

声から感情を分析するシステムを手がける工藤社長
-事業内容を教えてください。
「人工知能(AI)を駆使し、声帯の震えからヒトの感情を解析します。PCやタブレットなどで使えるウェブアプリ『Heart Voice(ハート・ボイス)』は、声を数秒吹き込むだけで精神的な元気度や悲しみ、喜びや怒りなど九つの感情を数値化します。2時間以内にどれだけ眠くなるかを検知する『SLEEPY METER(スリーピー・メーター)』は、関東圏のタクシー会社で導入が始まっています」
「声による印象の改善をサポートする『Harmony Talk(ハーモニー・トーク)』は、客室乗務員の専門学校などホスピタリティ関連の引き合いがあります」
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