次世代型路面電車(LRT)のJR宇都宮駅西側延伸事業を巡り宇都宮市は1日の市議会議員説明会で、目標とした2030年の開業時期を延期することを明らかにした。具体的な開業時期は精査中とし、決まり次第、議会や市民への説明を進めるとした。延期の理由について、軌道を敷設する大通りの地下に埋設された主要インフラの移設に時間がかかることや、用地補償が増えたことを掲げた。市は国への軌道運送高度化実施計画を10月に申請予定で、28年内の着工を目指す。