» 動画ページへ

 宇都宮市内最大の祭り「ふるさと宮まつり」(同開催委員会主催)が2日、市中心部で始まった。ことしは50回の節目に当たり、県都は例年以上の盛り上がりを見せた。3日まで。

山車やみこしが大通りを渡御し、大勢の人でにぎわった「ふるさと宮まつり」=2日午後7時25分、宇都宮市馬場通り3丁目
山車やみこしが大通りを渡御し、大勢の人でにぎわった「ふるさと宮まつり」=2日午後7時25分、宇都宮市馬場通り3丁目

 開会宣言に続き、約2千人が参加する「50周年記念パレード」からスタート。大小30基以上のみこしと山車2基が威勢よく渡御すると、会場の熱気は最高潮に達した。初日は27万人が来場(主催者発表)。メイン会場の大通りは午後4時から交通規制された。

 家族3人で訪れた越戸町、会社員飯田(いいだ)ちはるさん(37)は「実家が近いので、小さいころからよく来ていた。外国料理の出店も多くて楽しい」と話した。

 3日は市内の園児約900人が参加する「宮っ子パレード」や、今回が最後となる宇都宮鳶木遣(とびきや)り保存会の「はしご乗り」などが行われる。