県内で2024年度に献血した人は前年度比1370人増の延べ9万5283人に上り、献血可能年齢の16~69歳の人口に占める割合(献血率)は7.7%と北海道に並び全国1位だったことが4日までに、県赤十字血液センターへの取材で分かった。同センターが把握する限り初めて。本県は10代の献血率が08年度から17年連続で全国トップを維持するなど、学内献血などを通じた高校生らの協力が盛んで、若年層からの継続的な県民の善意が実を結んだ形だ。