第107回全国高校野球選手権大会第5日は9日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦4試合が行われ、35年ぶり2度目の出場となる本県代表の青藍泰斗は第3試合(午後4時15分開始)で6年ぶり6度目の出場の佐賀北との初戦に臨む。

 前身の葛生時代に出場した1990年は1回戦で山陽(広島)に4-1の九回2死からサヨナラ負け。今回は甲子園初勝利を目指す。佐賀北は2007年決勝で広陵(広島)に逆転勝ちし初優勝。以降、夏は3度出場したがいずれも初戦で敗れている。

勝敗分ける鍵は

 第107回全国高校野球選手権大会第5日の9日、35年ぶり2度目の出場で甲子園初勝利を目指す青藍泰斗は1回戦で、6年ぶり6度目の出場で優勝経験のある佐賀北と対戦する。青藍泰斗の青山尚緯(あおやまなおい)(27)、佐賀北の本村祥次(もとむらしょうじ)(31)の両監督に勝敗を分ける鍵などを聞いた。   

青藍泰斗の青山監督(左)と佐賀北の本村監督=阪神甲子園球場
青藍泰斗の青山監督(左)と佐賀北の本村監督=阪神甲子園球場

 -相手チームの印象は。

 青山 堅守を軸にその勢いを打撃につなげてくるチーム。打線は勢いに乗ると止められなさそう。

 本村 内野手の守備が本当に素晴らしい。守りだけでなく、機動力を生かした攻撃も徹底されていて、投手陣も安定している。

 -警戒する選手は