約90種類のキノコが並ぶ企画展

 【茂木】ふみの森もてぎの夏休み企画展「とちぎのキノコ もてぎのキノコ」が9月23日まで、同施設の歴史資料展示室で行われている。県立博物館の移動博物館企画。今月10日、同博物館学芸員による無料の公開講座も予定している。

 企画展は同施設が主催。同町は特産品の一つにはシイタケが挙げられるなど、キノコは住民にとっては身近な存在だ。今回は同博物館が持つ乾燥標本や模型など約90種類のキノコが並ぶ。

 展示は県内と町内で見られるキノコに分類。珍しいものでは1953年に昭和天皇が那須町で発見したとされる「アカヒトデタケ」を標本で展示している。10日の関連講座は午後1時半からで、山本航平(やまもとこうへい)学芸員がキノコの生態について解説する。

 展示は午前9時~午後7時。原則月曜日が休館。関連講座は事前に同施設の図書館カウンターに申し込む。(問)同施設0285・64・1023。