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 「2025うつのみや花火大会」(NPO法人うつのみや百年花火主催)が9日夜、宇都宮市道場宿町の鬼怒川河川敷で開かれ、色とりどりの光の大輪が県都の夜空を彩った。花火の打ち上げ数は非公表。

夏の夜空を鮮やかに彩った花火=9日午後8時、宇都宮市道場宿町(約25秒間露光)
夏の夜空を鮮やかに彩った花火=9日午後8時、宇都宮市道場宿町(約25秒間露光)

 19回目となる今大会は「感謝~夜空で繋(つな)ぐありがとう」をテーマに三部構成で開催。大切な人への感謝を込めたメッセージとともに打ち上げる「ことだま花火」や、園児の絵をモチーフにした「花火の絵」など、趣向を凝らしたプログラムで約1時15分にわたり観客を魅了した。

 フィナーレは、雷が多い宇都宮の夏を花火で表現。特大のスターマインなど迫力ある花火が次々に打ち上げられ、会場から歓声や拍手が沸き起こった。

 「花火の絵」に選ばれた同市泉が丘3丁目、前田陽翔(まえだはると)ちゃん(5)は「虹の花火を描いた。どんな花火になるのかどきどきしていたけど、きれいな花火になってうれしかった」と笑顔だった。

◇ほかにも下野新聞フォトサービスに写真