ここで抑えればチャンスが来る-。4-4で迎えた延長十回裏、阪神甲子園球場の一塁側アルプススタンドに陣取った青藍泰斗応援団の全員が願った。その中で、アウト一つの重みを誰よりも知る2人も固唾(かたず)をのんでいた。35年前の夏、初めての甲子園に挑んだ前身の葛生でエースだった早川貴弘(はやかわたかひろ)さん(53)と捕手の清水剛(しみずつよし)さん(53)。「また連れてきてくれて、ありがとう」。選手を見守るまなざしは優しかった。
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