「真岡どろんこバレーボール大会2025」が10日、栃木県真岡市二宮運動場前特設会場で開かれ、県内外の32チーム244人が泥まみれで熱戦を展開した。
市青少年クラブ協議会(4Hクラブ)の主催で18回目。時折雨が降る中、試合は1チーム5人、前後半計10分で行われた。人気アニメキャラクターなどに扮(ふん)した仮装チームも参加。選手たちは田んぼのようにぬかるんだコートで、全身ずぶぬれになって懸命にボールを追いかけた。
フラッグレースなども行われ、会場は和気あいあいとした雰囲気に包まれた。友人8人で仮装チーム「ミニオンズ」を結成し初出場した石島、藤木翔琉(ふじきかける)さん(20)は「楽しかった。泥まみれになって土や水の大切さを実感した」と笑顔で話していた。