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 終戦記念日の15日、真岡市台町の行屋川水辺公園周辺で平和などを願う「真岡の灯ろう流し」が行われた。30回目の節目を迎え、来場者が計約3500個の灯ろうを行屋川に流した。

行屋川を彩る灯ろう=15日午後7時、真岡市台町
行屋川を彩る灯ろう=15日午後7時、真岡市台町

 真岡商工会議所青年部の主催。午後6時に始まり、納涼コンサートなどが行われた。川沿いの木々はライトアップされ、かがり火などで幻想的な光に包まれる中、家族連れらが「戦争がなくなりますように」「無病息災」などと願いをしたためた灯ろうを川面に浮かべ、手を合わせた。

 青年部の菊嶋淳史(きくしまあつし)実行委員長(45)は「天候が崩れず、よいお盆になったと思う。先人たちから受け継ぐ行事をさらにより良くしたい」と話していた。