【大田原】佐久山地区の活性化などを目的とした「佐久山納涼花火大会」(佐久山商興会主催)が16日夜、箒川河川敷の佐久山運動公園で行われた。5号玉やスターマインなど約5千発が夜空を彩った。
1957年から続く夏の風物詩。今年はスタート前から雨に見舞われたが、県内外から約2万人(主催者発表)が来場した。旧佐久山町が市に編入して70年となるのを記念した花火やメッセージ花火などが打ち上げられた。
茨城県大子町から家族4人で訪れた自営業橋本和成(はしもとかずなり)さん(39)は「初めて来たが、花火を間近で見られて感動した。来年もまた来たい」と楽しんでいた。同会の武藤仁志(むとうひとし)会長(66)は「これからも佐久山の風物詩を守っていきたい」と意気込みを語った。