新4号国道で行われている補修工事。猛暑期の舗装作業では体感温度が70~80度になるという=8月、小山市横倉

 国土交通省宇都宮国道事務所は道路工事現場の猛暑対策の一環として、受発注者間の協議の上で7~8月を休工にできる取り組みを始めた。熱中症予防など作業員の体調や健康を守るだけでなく、炎天下での作業による建設業界の負のイメージを払拭し、担い手確保につなげる。試行を通じて見えてきた課題の解消を図りながら、国交省の他事務所や地方自治体などへの拡大を目指す。