2001年以降の経済成長率は5%を超え、サハラ以南地域の平均を上回る発展を遂げるウガンダ。天然資源の豊富さも注目され、現地進出する日本企業は右肩上がりで増えている。
比較的安定した治安情勢がこうした投資を呼び込む土台となっているが、混迷を極めた時代もあった。

帽子をかぶったムセベニ大統領が写る看板
英国から独立した1962年以降、クーデターや前大統領による大量虐殺などが相次いだ。ヨウェリ・ムセベニ現大統領(80)が86年に権力を掌握した後も、北部では反政府組織が活動し、和平の動きが進む2006年まで内戦が続いた。
深まる政治対立
主要道を車で走ると、沿道に立つ大小さまざまな政治家の写真入りポスターが目に入る。目立つのは黄色と赤のポスターだ。それぞれムセベニ氏が率いる与党NRM、最大野党NUPの政党カラーを表し、
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