2015~24年の10年間に本県内へ本社を移した転入企業は228社で、本県から転出した企業199社を29社上回り転入超過だったことが19日までに、帝国データバンク宇都宮支店の調査で分かった。一方で、本県の転入超過数は東京都を除く関東6県で最も少なかった。同支店の担当者は「企業の“脱大都市”の傾向が顕著となる中、本県の好立地に見合った結果が出ていない」と指摘する。24年の転入企業は27社で、転出企業の25社を2社上回った。転入超過は5年連続。