栃木市惣社(そうじゃ)町の女子刑務所「栃木刑務所」の受刑者が、プロの芸術家と共同で絵画の制作に取り組んでいる。完成した作品は展示・販売し、売上金を能登半島地震の被災地に寄付する。アートを刑務所と社会の架け橋とし、被災地支援を通じて受刑者の更生を促進させる狙いだ。受刑者らは「過ちを犯したが、塀を越えて人の役に立ちたい」と筆を握り、作品に被災地復興の願いを込めている。
「何かを描こうとしないでいい」。8月上旬、刑務所で芸術家からアドバイスを受けながら、女性受刑者が自由に筆を動かしていた。刑事施設に教育プログラムを提供する小学館集英社プロダクション(東京都)が企画したプロジェクト「プリズンアート」だ。
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