陸上女子100メートル障害で、日本高校新記録で優勝した白鴎足利の石原南菜=広島市のホットスタッフフィールド広島

小林栄絢

後藤結愛

中浦秀哲

陸上女子100メートル障害で、日本高校新記録で優勝した白鴎足利の石原南菜=広島市のホットスタッフフィールド広島 小林栄絢 後藤結愛 中浦秀哲

 広島県など中国地方を中心に1道7県で7月23日から約1カ月にわたって開催された全国高校総体(インターハイ)は20日、幕を閉じた。県勢は2018年の東海大会以来、7年ぶりに4競技で頂点に。近年でも活躍が特に目立った大会となった。全国の猛者と熱戦を繰り広げた県勢の戦いを振り返った。

 まず特筆すべきは陸上女子の石原南菜(いしはらなな)(白鴎大足利)だろう。100メートル障害で13秒30の日本高校新記録を打ち立てて優勝し、喝采を浴びた。また走り幅跳びでも2位。表彰台に2度立つ、圧巻の強さだった。