大平産ブドウを使ったワインの輸出を大川市長に報告した岩崎さん(左)

オーストリアでワインをPRする(左から)岩崎さん、鎌坂さん

大平産ブドウを使ったワインの輸出を大川市長に報告した岩崎さん(左) オーストリアでワインをPRする(左から)岩崎さん、鎌坂さん

 【栃木】大平地域でワイン造りに取り組む醸造家岩崎元気(いわさきもとき)さん(38)が手がけた初の地元産ワイン「マスカット・ベリーA」が、9月中にもフランスとオーストリアへ輸出されることが決まった。レストランやホテルで提供される予定。100%大平産のブドウにこだわり、昨秋から足利市内のワイナリーで委託醸造した。軽やかでフルーティーな味わいが特徴といい、岩崎さんは「栃木、大平という名前を世界へ広く発信したい」と意気込んでいる。