人口より医療機関の減少スピードの方が速い「重点医師偏在対策支援区域」の診療所の承継や開業支援に向け、県が本年度の一般会計9月補正予算案に約3億9300万円の事業費を盛り込む方針を固めたことが、21日までに分かった。診療所開業に向けた施設整備費などを補助し、必要な医師数の確保を図る。県はへき地医療提供体制確保のため、日光市立足尾診療所(仮称)の整備に対する助成も行う。