夜の里山を彩る花火

 【那須】第71回芦野聖天花火大会(実行委員会主催)が19日夜、芦野の御殿山周辺で開かれ、約2500発の大輪が風情ある里山の夜空を鮮やかに彩った。

 日本三所聖天の一つとされる同所の三光寺の夏の縁日に合わせ、毎年8月19日に開催している。

 打ち上げは午後7時に始まり約1時間半、スターマインなどが次々打ち上がった。観客は露店が並んだ仲町通りや国道沿いから色とりどりの花火に見入り、写真に収めるなどしていた。

 家族や友人と訪れた東京都町田市西成瀬1丁目、会社員岩城大輔(いわきだいすけ)さん(50)は「山と田んぼに囲まれた場所での花火はあまり見たことがなかったので、とても楽しめた」と話した。