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 栃木県内では珍しいイチジクの収穫が佐野市で進んでいる。

一つ一つ丁寧に収穫されるイチジク=22日午前6時45分、佐野市赤見町
一つ一つ丁寧に収穫されるイチジク=22日午前6時45分、佐野市赤見町

 同市赤見町のJA佐野いちじく栽培研究会川田好夫(かわだよしお)会長(74)の畑では今月上旬に収穫が始まった。15アールの畑でイチジクの木を111本栽培。4~5メートル間隔で並んだ木々に直径5~8センチの実が付いている。

 22日は川田会長が午前5時半から1時間半かけて約1・3キロを収穫。今年は少雨などの影響で、例年より10日ほど遅い今月末にピークを迎える見込みという。

 

 収穫は完熟前に行われ、市場を通じてスーパーなどに並ぶ頃、食べ頃を迎える。川田会長は「そのままで食べるのがお薦めだが、アイスに入れるなどお好みの方法でおいしく食べてほしい」と話していた。