寓話(ぐうわ)「ウサギとカメ」で、カメに負けたウサギの孫が登場する紙芝居が1941年、日本で発行された。題名は「兎(うさぎ)の出征」。孫は「ウサ吉」という名前で、わなにかかったところを少年に救われ大切に育てられる。多くの子孫を残した後、自らの毛皮を兵士の防寒着に使ってもらうため“出征”する