第1ピリオド4分33秒、バックスの鈴木円(右)がゴールを決める=日光霧降アイスアリーナ、橋本裕太撮影

 アイスホッケーアジアリーグのHC栃木日光アイスバックスは23日、日光霧降アイスアリーナでプレシーズンゲーム(PSG)を行い、横浜に3-4で敗れた。PSGは2勝1敗。

 バックスは第1ピリオド(P)4分33秒、ゴール前でパスを受けたFW鈴木円(すずきまどか)のゴールで先制。第2Pはキルプレーから2失点して逆転されたが、5分52秒にDFヤーコ・ニスカラ、12分34秒にはFW大津晃介(おおつこうすけ)の得点で盛り返した。同点で迎えた第3ピリオドは11分、再びキルプレーの失点で勝ち越され、残り1分30秒から6人攻撃を仕掛けたがゴールを割れなかった。

 PSG最終戦は30日午後2時から、同会場でアジアリーグに今季参入する神戸と対戦する。 

■シュート精度に手応え 数的不利場面での課題も

 バックスはアジアリーグ所属チームとの初の実戦で横浜に競り負けた。藤澤悌史(ふじさわよしふみ)監督は「(守備が)崩された失点ではなかった。激しいプレッシャーの中でプレーできたのは良かった」と前を向いた。