「地域のインフラを支え続ける企業になりたい」と話す長社長=小山市

 建物に関わる水回りを中心に管工事の“スペシャリスト”として、半世紀以上にわたり地域を支えてきた。建設業界で深刻な人手・技術者不足の課題を働き方改革や事業承継、企業の合併・買収(M&A)などを通じて解決し、地域のインフラを引き続き支えようとしている。

 祖父が鉄工業で創業、父が建設会社として育てた会社は1960年、水回り工事など給排水設備を主力とする管工事業に移行した。入社は2009年。「当時は自分が継ぐと想像していなかった」と振り返る。