栃木県出身のバーチャルユーチューバー(Vチューバー)、ラトナ・プティさんが8月2日、東京都内で自身初となるリアルイベント「みんなで掴んだ初舞台!」を開催した。歌や企画など、ファンと「同じ時間・空間を共有する」をコンセプトとしたイベントは大盛況。企画の立案からイベント本番まで突っ走ったプティさんは「またいつかファンミ(ファンミーティング)ができたら。もっと大きな舞台のライブに立ちたい」と夢を描いている。

初のリアルイベントの舞台に立つラトナ・プティさん
初のリアルイベントの舞台に立つラトナ・プティさん

 プティさんのイベントは、大手事務所「にじさんじ」のファン感謝イベント「にじFAN Party」の第1弾として行われた。「ファンに感謝を伝え、ファンとの絆を確かめ、ファンへ自分の夢を共有する」のが趣旨で、プティさんは事務所の所属ライバー約150人の中から栄えあるトップバッターに選ばれた。

 以前からリアル開催のイベントへの出演を夢見ていたというプティさん。苦手意識があったダンスを積極的に練習してショート動画を上げるなど、精力的に活動したことが奏功し、第1弾の舞台を「掴んだ」。選出は予想外だったといい、「絶対に成功させたいという気持ちと、いきなり1人で舞台に立つことの緊張もすごくあった」と振り返る。

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 ライブ当日に向けて、ファンとのつながりを意識し、来場者も巻き込んだ企画を発案していった。