決算説明会で業績などを説明する山口社長=27日午後、東京都内

 電子機器受託製造サービスの大日光・エンジニアリング(日光市根室、山口琢也(やまぐちたくや)社長)は27日、東京都内で2025年6月中間期の決算説明会を開き、宇宙空間での電源供給システムの実証を目的とする人工衛星がロケットに搭載され、26年中にも打ち上げが実現する見通しを明らかにした。また、すでにロケット電源供給システムの開発案件を1件受注していることも説明した。山口社長は「宇宙事業の電源供給サプライヤーとして存在感を出していきたい」と強調した。