働き手不足や業務効率化など地域社会が抱える課題を解決するため、下野新聞社は生成人工知能(AI)事業に参入します。栃木県に特化した「下野新聞生成AI(下野AI)」を開発し、年内にも県内自治体や企業向けに提供を開始します。
下野AIは、法人向け生成AIサービス国内最大手「エクサウィザーズ」(東京都)が開発した「エクサベース生成AI」を基盤とし、日々更新される地域ニュースと豊富な過去記事を活用することで、県内情報に詳しい生成AIとして使うことができます。チャットGPTやジェミニなどの最新モデルを利用でき、議事録作成や文書要約、リサーチなどさまざまな業務効率化に貢献します。入力内容が学習データとして利用されない環境で運用し、情報漏えいの心配なくご利用いただけます。
事業参入に当たり、1日付で「新潟日報生成AI研究所」(新潟市)と導入支援に関する契約を締結しました。同研究所はエクサウィザーズ社と協業して昨年11月から「新潟日報生成AI」を提供しており、導入・運用ノウハウを下野AIに反映させます。
下野AIの提供プラン、月額利用料などは月内にも決定し、改めてお知らせします。
問い合わせはデジタル戦略局デジタルイノベーション部、電話028・625・1041(平日午前10時~午後5時)。