足利銀行と常陽銀行(水戸市)を傘下に置くめぶきフィナンシャルグループ(FG)は29日、同グループのめぶき信用保証(宇都宮市)と常陽信用保証(同)が取り扱う顧客の信用情報について、信用情報機関に対し、氏名やローンの契約内容などの他、ローン完済などの情報の登録や更新が適切に行われていなかったと発表した。件数は計約5400件に上る。対象者は新たなローン申込時などの融資審査で影響を受けた恐れがある。個人情報の流出はないとしている。