下野新聞社杯第56回県学童軟式野球大会第7日は30日、エイジェックスタジアムで準決勝2試合が行われ、共英JBC(那須塩原)と阿久津スポーツ(高根沢)が決勝に駒を進めた。

 共英JBCは打線が爆発。二回の郡司陽柊(ぐんじあさひ)の3点本塁打など11安打を放ち、犬塚学童(小山)を8-1の五回コールドで下した。昨年のノーブルホームカップ関東学童秋季大会県予選で優勝した阿久津スポーツは投打に安定。栗林海斗(くりばやしかいと)、森田哲大(もりたてつひろ)の完封リレーで豊浦クラブ(那須塩原)に4ー0で快勝した。

 大会最終日は31日午前9時から、同スタジアムで決勝が行われる。阿久津スポーツは24年ぶり2度目、共英JBCは初の頂点を懸けて戦う。

■優勝へ勢いづく大勝

 ○…コールド勝ちで初の決勝進出を決めた共英JBC(那須塩原)。今村英博(いまむらひでひろ)監督は「予想外の展開。うれしいですね」と最高の笑顔を見せた。

5回、共英JBCの室井(中央)がコールド勝ちを決める2点適時二塁打を放って仲間に迎えられる=エイジェックスタジアム、森田大地撮影
5回、共英JBCの室井(中央)がコールド勝ちを決める2点適時二塁打を放って仲間に迎えられる=エイジェックスタジアム、森田大地撮影

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