ランニングマシンを使って走る速度を測定する参加者

 【栃木】沼和田町の「エイジェックスポーツ科学総合センター」で23、24の両日、跳躍力など基礎体力を測るイベント「親子で『科学』×『運動』測定会」が開かれ、市内在住の児童と保護者9組計19人が参加した。

 市と同センターの共催でスポーツ科学への関心を持ってもらうことが目的。親子で楽しめるよう互いに基礎体力の数値を比べ合う「親子対決」をテーマとした。瞬発力の測定で、参加者は5秒間全力でランニングマシンを走り速度を測定。跳躍力の測定では、赤外線が照射される機材の中で垂直跳びを繰り返した。

 講師を務めた同センターアローズジム栃木店責任者の大向勇成(おおむかいゆうせい)さん(25)は、体力を数値化し分析する大切さや効果的なトレーニング方法について説明した。

 合戦場小2年中島朱理(なかじまあかり)さん(8)は「走るマシンが楽しかった」と笑顔。父親の公務員敦志(あつし)さん(46)は「体の状況が可視化され運動を始めるきっかけになった」と話した。