工作体験をサポートする矢島瑚伯さん(右から2人目)

講演する菊池さん

工作体験をサポートする矢島瑚伯さん(右から2人目) 講演する菊池さん

 絶滅危惧種の水生哺乳類マナティーを愛する鹿沼市中央小6年矢島瑚伯(やじまこはく)さん(11)と、母舞(まい)さん(45)らがこのほど、マナティーの魅力を知ってもらおうと鹿沼商工会議所アザレアホールで専門家を招いた環境教育を主催した。一般社団法人マナティー研究所理事の菊池夢美(きくちむみ)さん(44)が県内で初めて講演。小学生ら約60人がマナティーの生態や環境保全の大切さを学んだ。

 マナティーはアフリカや北・南アメリカ大陸の海や川に生息。国内では4カ所の水族館などで見られる。

 瑚伯さんは幼少期からのマナティーマニア。イベント会場で舞さんと親子でオリジナルグッズを販売し、益金を同研究所の保全活動に寄付するなどしている。