シャインマスカット栽培に向け整備を進めている遊休農地=宇都宮市(ビッグ・ビー提供)

 不動産賃貸・開発のビッグ・ビー(宇都宮市上戸祭町、大橋英樹(おおはしひでき)社長)は来春、同市板戸町の遊休農地でシャインマスカットの栽培を始める。定年を迎えた社員の就労機会の創出や新たな収益源の確保を図ろうと、農業事業を担う子会社「グリーンエナジー」(大橋和典(おおはしかずのり)社長)を今年設立。8月から農地の整地を始めた。農業専門企業のサポートを受けノウハウを吸収し、働き方の多様化や収益増につなげる考えだ。