本県で事前キャンプをするハンガリー選手団を歓迎する福田知事(左奥)=8日午後、宇都宮市西川田4丁目

 13日に開幕する陸上の世界選手権に向け、宇都宮市西川田4丁目のカンセキスタジアムとちぎで事前キャンプを実施しているハンガリー選手団の歓迎セレモニーが8日、同所で行われた。

 同選手団が本県で事前キャンプを行うのは3回目。今回は2024年のパリ五輪男子ハンマー投げ銀メダリストのベンツェ・ハラス選手ら選手14人とコーチら11人の計25人が3日から順次来県し、大会に向けた最終調整を行っている。

 セレモニーには福田富一(ふくだとみかず)知事やハンガリーのオルネル=バーリン・アンナ駐日特命全権大使らが出席した。福田知事は「大会で最高のパフォーマンスを発揮できるようにサポートする」と歓迎。選手団に県産のシャインマスカットやナシなどを贈呈した。

 チームリーダーのゲーザ・シャイドラーさんは「また栃木に来ることができてうれしい。全ての協力に感謝している」などとあいさつし、福田知事にハンガリーのお菓子を手渡した。

 選手らは15日まで滞在する。12日まで、午前9時半~正午に練習を公開する。