「とちぎの酒」のファンや需要拡大のため、県は10月18日、首都圏の愛好家に向け、東武鉄道の貸し切り列車「地酒列車」を運行する。車内では県産日本酒を試飲できる他、県産食材を使った特製弁当などを味わえる。事業の委託を受けた東武トップツアーズ宇都宮支店は参加者を募集している。
ツアーはこの日限定の「地酒列車ささら号で行く『とちぎ美酒街道』」。午前10時過ぎに東京都内の北千住駅を出発して東武日光線の旅を楽しみ、正午過ぎに東武日光駅へ到着する。車内では片山酒造、渡邊佐平商店(日光市)、小林醸造(鹿沼市)、第一酒造(佐野市)の日本酒を、蔵元の説明を聞きながら飲み比べできる。本県の食材をふんだんに使った特製弁当やおつまみ、オリジナル焼き印を入れた升も提供され、「栃木」を満喫できる。
また東武日光駅前広場では同日午前11時~午後3時、県内の日本酒やクラフトビール、ワインの有料試飲会が開かれる。
ツアーは片道のみで料金は1人9800円。募集人員は100人。同支店で9月26日まで申し込み受け付けている。(問)同支店050・9001・8727。