人気ロックバンド「Mrs. GREEN APPLE」の3人が青森・長野両県の青リンゴの魅力を発信する「グリーンアップル大使」に就任し、東京都内で任命式が開かれた。ボーカルの大森元貴は「今日のためにバンド名を付けたんじゃないかと思わざるを得ない」と笑顔を見せた。
国産のリンゴ市場の1割程度という青リンゴを、若者を中心に幅広い世代にアピールしたいという産地の思いに、国民的人気のバンドが応えた。ミセスの特別デザインボックスに入った青リンゴが、全国のスーパーなどで販売されるという。
「フレッシュで初心を忘れず活動したいという思いで付けた」というバンド名だが、実はリンゴアレルギーの大森。「まさか青リンゴを背負うことになるとは想像もしなかった。私は食べられないですけど、全力で応援したい」と意気込んだ。
キーボードの藤澤涼架は長野県の出身。「リンゴとはゆかりがあるんですけど、青リンゴは触れる機会が少なかった。美容にもいいと聞いたので、今日からしっかり推していきたい」と語った。
藤沢とギターの若井滉斗は青森県産の「きおう」を試食し「みずみずしくておいしい」と歓声を上げ、大森は長野県産「ブラムリー」で作ったジャムの香りを楽しんだ。
式には青森県の宮下宗一郎知事と長野県の阿部守一知事らが出席した。