ホームセンターのカンセキ(宇都宮市西川田本町3丁目、大田垣一郎(おおたがきいちろう)社長)は、本社近くの「カンセキ西川田店」を一部改装し、13日にリニューアルオープンする。生花売り場の面積を従来の3倍に広げて販売を強化する。

リニューアルに伴い売り場を拡大したカンセキ西川田店の「花屋敷」=12日午後、宇都宮市
リニューアルに伴い売り場を拡大したカンセキ西川田店の「花屋敷」=12日午後、宇都宮市

 西川田店は1983年にオープンした。売り場面積は約3306平方メートルで同社としては中規模。拡大した生花売り場「花屋敷」は県内外の5店舗で展開している。切り花を市場から直接仕入れ、リーズナブルな価格で販売。専門スタッフが常駐し、花束やアレンジの注文も受け付けている。

 西川田店では、来店客の花の「ついで買い」などにより近年売り上げが好調なことから、改装に伴って拡大を決めた。同社は今後、花屋敷の導入店を増やすことも検討している。

 同社の担当者は「ホームセンターとして、より地域のニーズに寄り添う店舗を目指した。忙しい日常を花で彩ってもらえるといい」と話している。