私の場合、小説を書くにあたっていちばん脳を使うのはいつかと言いますと、校正の時です。

 30年近く続けていた公募活動の時は、誰にも校正を頼めないので自力でやってました。

 とある指南書には「この世でいちばん嫌いなヤツが書いた小説と思って校正しろ」とありまして、つまりは「とにかく、アラを見つけてやる」くらいの意識でチェックしないと、誤植や矛盾点を見逃してしまうのですね。

フレンチトーストはゲラチェック時最愛の友!400kcal近いので、4分割して4日かけて食べるようにしている
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 郵便局に応募原稿を出してから間違いに気付き、引き戻しに行ったことも何度もありました。今となっては良い思い出です。