1失点で完投した宇南の先発・杉浦=清原球場、内藤大地撮影

 第78回秋季県高校野球大会第3日は15日、宇都宮市の清原球場など2球場で1回戦の残り4試合を行い、宇都宮南、宇都宮短大付、栃木、鹿沼南が2回戦に進んだ。

 宇都宮南は6-1で茂木を下した。先発の杉浦琉杏(すぎうらるあん)が8安打を浴びながら要所を締めて完投した。

 栃木は一回に11得点を奪うなど序盤から大量得点し、足利清風・足利南・佐野東の連合チームに28-0の五回コールドで大勝した。

 宇都宮短大付は三回1死三塁から川津隼人(かわづはやと)の内野ゴロで1点を先制。その後は小刻みに加点し、10-1で宇都宮東に八回コールド勝ちした。

 大会第4日は20日、清原球場など3球場で2回戦8試合を行う。今夏の全国選手権に出場した青藍泰斗などシード勢4校が登場する。

■緩急自在、エース躍動