5位決定戦 レイアップシュートを放つブレックスのニュービル=シンガポールインドアスタジアム(FIBA提供)

5位決定戦 ゴールにアタックするブレックスの鵤=シンガポールインドアスタジアム(FIBA提供)

5位決定戦 レイアップシュートを放つブレックスのニュービル=シンガポールインドアスタジアム(FIBA提供) 5位決定戦 ゴールにアタックするブレックスの鵤=シンガポールインドアスタジアム(FIBA提供)

 バスケットボール男子のインターコンチネンタルカップは21日、シンガポールで順位決定戦が行われ、アジア代表のBリーグの宇都宮ブレックスは5位決定戦で、オセアニア代表のホークス(オーストラリア)に69-93で完敗した。3戦全敗の6位で大会を終えた。

 ブレックスは20日夜のA組最終戦でアフリカ代表のアルアハリ・トリポリ(リビア)に78-87で競り負け、2戦2敗の組3位で5位決定戦に回っていた。

 5位決定戦のブレックスは第1クオーター(Q)序盤、遠藤祐亮(えんどうゆうすけ)らで得点を重ねたが、徐々に流れを奪われ14-26。その後も展開は変わらず第3Q終了時には30点差を付けられた。

 第4Qは石川裕大(いしかわゆうだい)が4本、星川開聖(ほしかわかいせい)が2本の3点シュートを沈めるなど27得点で反撃したが、それまでの差が大き過ぎた。

 石川はチームトップ15得点の活躍でアピールした。

「日本で得られない経験」Bリーグ連覇の糧に

 日本、そしてアジアの誇りを胸に挑んだブレックスの戦いは、3戦全敗の悔しい6位で終了。5位決定戦を終えジーコ・コロネル監督は「大きなチャレンジで得られたものは多くあった」と下を向くことなく、収穫を強調した。