第78回秋季栃木県高校野球大会第6日は22日、宇都宮市の清原球場とエイジェックスタジアムで3回戦4試合を行い、宇都宮工、幸福の科学学園、文星芸大付、栃木工が準々決勝に進んだ。

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 宇都宮工は2点を追う七回に一挙5点を奪って8-5で黒磯に逆転勝ち。幸福の科学学園は鹿沼を10-1の七回コールドで下し、11年ぶりにベスト8へ進出した。

 文星芸大付は16安打18得点と打線が爆発し、高根沢に五回コールド勝ち。栃木工は投打がかみ合い6-2で宇都宮を退けた。宇都宮は中盤に反撃したが、序盤で続いた6失策が響いた。

 大会第7日は23日、同2会場で3回戦4試合が行われ、8強が出そろう。

主将が好機で三塁打 宇工

 宇都宮工は七回、1点差に追い上げ、なおも1死満塁。「自分が決める」と強い気持ちで打席に入った増川風雅(ますかわふうが)主将が直球を捉える。