野球独立リーグの日本一を決めるグランドチャンピオンシップ(GCS)は25日、小山運動公園野球場で開幕した。開催地枠で出場したルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブス(GB)は1回戦で関西独立リーグ王者の堺シュライクスと対戦し、6-3で逆転勝ちした。試合時間の規定により八回で終了した。

 栃木GBは0-1の一回、1死二塁から鈴木智也(すずきともや)の適時打で同点。三回には鈴木、田代優翔(たしろゆうしょう)の適時打などで5点を奪い勝ち越した。

3回、栃木GBの鈴木(左)が勝ち越しとなる適時打を放ち、塁上で喜ぶ=小山運動公園野球場、森田大地撮影
3回、栃木GBの鈴木(左)が勝ち越しとなる適時打を放ち、塁上で喜ぶ=小山運動公園野球場、森田大地撮影

 先発の吉川光夫(よしかわみつお)は4回1失点。その後はマロスティカ、清水敬太(しみずけいた)ら5人の継投で逃げ切った。

 準々決勝は26日、同会場で2試合行われ、栃木GBは午後5時から、日本海リーグ前、後期王者の富山GRNサンダーバーズと対戦する。

■機動力、小技生かし得点