下野市とドイツ・ディーツヘルツタール市の姉妹都市締結50周年を記念したビールまつり「オクトーバーフェストしもつけ-東の飛鳥ビール祭り2025」が28日、市役所市民ひろばで初めて開かれ、多くの人でにぎわった。

クラフトビールを手に笑顔を見せる来場者たち=28日午前11時40分、下野市役所
市、商工会、事業所や市民などでつくる実行委員会が主催し、ドイツ大使館が後援。開会式で下野市の坂村哲也(さかむらてつや)市長は「ドイツとの交流50年の節目にふさわしいイベント。心ゆくまで楽しんでほしい」とあいさつした。爽やかな秋空の下、ドイツビールや市内外のクラフトビール、かんぴょう入り焼きそばなど計約30ブースが出店。ステージでは、石橋高生や市国際交流員が姉妹都市締結などについて発表した。
同市下古山、飲食店勤務海老澤榛菜(えびさわはるな)さん(30)と同市下石橋、団体職員原口紀子(はらぐちきこ)さん(30)は「野外で地域の人々と一緒にビールを楽しめてうれしい」と満喫していた。