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*学術界と産業界が大阪・関西万博で未来に向けて力を結集
【大阪2025年10月1日ANSA=共同通信JBN】2025年大阪・関西万博のイタリアパビリオンでは、ピエモンテ州を特集するウイーク(1週間)が開催中で、繊維産業と日本との長い交流の歴史に焦点を当てたイベントで開幕しました。
fil rouge(赤い糸)は、19世紀のシルクから、諸機関、大学、企業間の対話を通じて浮き彫りになった持続可能性と循環型経済といった現代の課題まで、記憶と未来を結び付けます。
このイベントは、ピエモンテ州のElena Chiorino(エレナ・キオリーノ)副知事が開幕を宣言し、同副知事は開会の辞で、日本とイタリアの間の古くからの友好関係のルーツや、日本がかつてイタリアの絹商人に蚕の入手を手助けしたことを振り返りました。
キオリーノ副知事は「その数年後には、今度は日本が、私たちの織物と紡績技術の理解のためにイタリアとピエモンテに支援を要請することになりました」と説明し、「常に更新され続けてきた長年にわたる歴史的な友好関係を、今日ここイタリアパビリオンで、ピエモンテの文化と繊維産業の素晴らしさについて語る中で思い起こしたい」と強調しました。
このイベントでは、Link Japan s.r.l.のGiulia Ciammaichella氏が企画した「Silk:a gold yarn that united Piedmont to Japan(シルク:ピエモンテと日本を結びつけた黄金の糸)」展も開かれ、同氏は「シルクは両国間の文化的、経済的、そして持続可能な架け橋」であることを強調しました。
教授たちや企業家たちが討論に参加し、Giulio Bertelli(ジュリオ・ベルテッリ)氏(大阪大学)から石井元章氏(大阪芸術大学)まで、またビデオリンクを通じてLuca Sburlati氏(Confindustria Moda)、Dario Casalini氏(Slow Fiber)、Giovanni Marchi氏(Magnolab)も加わりました。
2025年大阪・関西万博におけるピエモンテ州は、メイド・イン・イタリーの象徴としてだけでなく、イノベーションのための戦略的セクターとしての繊維産業の可能性についての知見を提供しました。
新世代繊維の研究からリサイクルプロジェクトに至るまで、その目的は、卓越性を促進するとともに、環境と経済発展を守ることです。
キオリーノ副知事は次のように説明しました。「繊維のリサイクルは、まだあまり注目を集めていない課題ですが、汚染を減らし、私たちの伝統を代表しつつ未来を見据える力を持つこの業界に価値を与えるための重要な鍵です」
「イノベーションはファッションのみならず、航空宇宙や自動車にも関係しており、これらの分野において、ピエモンテ州は引き続き中心的な役割を果たしています」
このイベントで、ピエモンテ州は、歴史、文化、未来のビジョンを織り交ぜるかたちで2025年大阪・関西万博でのウイークの幕開けを飾り、イタリアと日本を結ぶ糸として、また、将来の地球規模の課題に取り組むための重要な資源としての繊維の役割を改めて示しています。
ソース:General Commissioner’s Office of Italy for Expo 2025 Osaka
2025年大阪・関西万博:ピエモンテ州がイタリアパビリオンで繊維産業を紹介
General Commissioner’s Office of Italy for Expo 2025 Osaka
10/1 15:20
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