人体の仕組みを笑顔で学ぶ子供たち=3日午前10時30分、宇都宮市西川田町

◇ほかにも下野新聞フォトサービスに写真

 1988年の開館以来となる大規模改修を経て、宇都宮市西川田町の「コジマ子どもサイエンスパーク」(県子ども総合科学館)が3日、リニューアルオープンした。午前9時半の開館前に約200人が行列するなど大勢でにぎわい、最新技術も用いた新たな展示物などを楽しんだ。

 「プラネタリウムが楽しみ。小さい頃から来ていて今日を待ちわびていました」と声を弾ませたのは、一番乗りの壬生町、インフルエンサー女性(24)。同8時に来館したという。

 オープニングイベントには同市上田原町の保育園「ゆりかごきっずなーさりーすくーる」の年長児20人が登場。和太鼓演奏を披露した後、中村和史(なかむらかずひと)県生活文化スポーツ部長らとくす玉開披に臨んだ。開館すると来館者たちは思い思いの場所へと散らばり、「体験型」が基本の展示に触れて楽しんだ。キッズゾーンにも乳幼児を連れた母親らが続々訪れた。

 父親、妹と来た足利市五十部(よべ)町、幼稚園児小林(こばやし)ひまりちゃん(6)は「(CGによる駆けっこアトラクションの)走るゲームが面白かった」と笑顔を見せた。