1988年の開館後、初となる大規模改修を経て、宇都宮市西川田町の「コジマ子どもサイエンスパーク」(県子ども総合科学館)が3日、リニューアルオープンした。昨年1月からの休館を経た約2年ぶりの再開とあって、午前9時半の開館前には約200人が行列するにぎわい。来館者たちは最新技術も用いた新たな展示物などを楽しんだ。
人体の仕組みを笑顔で学ぶ子どもたち=3日午前10時30分、宇都宮市西川田町
「プラネタリウムが楽しみ。小さい頃から来ていて今日を待ちわびていました」と声を弾ませたのは、一番乗りの壬生町、インフルエンサー女性(24)。同8時に来館したという。
リニューアルオープンした施設に続々と入場する来館者=3日午前9時35分、宇都宮市西川田町
オープニングイベントには同市上田原町の保育園「ゆりかごきっずなーさりーすくーる」の年長児20人が登場。和太鼓演奏を披露した後、中村和史(なかむらかずひと)県生活文化スポーツ部長らとくす玉開披に臨んだ。開館すると来館者たちは思い思いの場所へと散らばり、「体験型」が基本の展示に触れて楽しんだ。キッズゾーンにも乳幼児を連れた母親らが続々訪れた。
地球の誕生の展示に見入る園児=3日午前10時25分、宇都宮市西川田町
父親、妹と来た足利市五十部(よべ)町、幼稚園児小林(こばやし)ひまりちゃん(6)は「(CGによる駆けっこアトラクションの)走るゲームが面白かった」と笑顔を見せた。
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